子育てをしていると思い通りに行かず、イライラしてしまうことも多いと思います。
つい子どもをきつく叱ってしまって、後から後悔するということもあります。
そういった時にはどうすればいいのでしょうか。
まず、子育てをしていてイライラしたら、その原因について考えてみる必要があります。

イライラしてしまう原因

子どもが生まれたばかりだと赤ちゃんが泣いてばかりで責められているように感じたり、配偶者のちょっとした言葉に傷ついたりすることも多いです。
授乳やおむつ替え等のリズムが作れず、睡眠不足で辛いということもあります。
また、子どもが成長してくると、親の言うことを聞かないということも増えてきます。
早くしなさいといっても全く急ごうとしなかったり、買い物に行った時などに駄々をこねるので周囲の目が気になるなどストレスの要因は色々あります。
子どもが小さい時にイライラしないようにする方法としては、子どもから離れる時間を少しでも作ることが挙げられます。
こういった時に母親が頼りたいのは子どもの父親である夫ですが、あまり頼りにならないので余計にイライラしてしまうということも多いです。
特に男性の場合には子育てに慣れていないので、ついつい妻任せになってしまうことも珍しくありません。
それなのに自分ではイクメンだと思っていることもあり、さらに怒りが募ってしまうこともあります。

育児は慣れが重要

でも、育児は慣れが重要なので、父親が子どもと二人きりで過ごす時間を作ることが今後のことを考えても大事になります。
赤ちゃんと二人で散歩に行ってもらうとか、子育て支援センターや児童館などに行ってもらう等、何でもいいので子どもから離れる時間を持つことが大切になります。
家の中でも部屋にこもり、その間は夫に任せて一切子どもの世話はしないと決めてもいいと思います。
夫の休日などを利用すれば、睡眠時間も確保することができます。
細切れ睡眠だとぐっすり眠った気がしないので、しっかりと睡眠がとれるということはそれだけで穏やかな気持ちになれます。
そして、相手に任せている時には、自分と子育ての仕方が違ってもあまりガミガミ言わないことも重要です。
せっかく育児に参加しているのにあれこれ注意されたらモチベーションが下がってしまいますし、育児に関わらなくなってしまうことも考えられます。
自分を楽にするためにも、多少のことには目を瞑るようにしましょう。

家の中にこもらずに外出するようにすると気分転換になる

また、少し大きくなってイヤイヤ期が来た時には、家の中にこもらずに外出するようにすると気分転換になります。
泣かれてばかりいるので外に出るのが憚られると感じるかもしれませんが、広々とした公園や子育て支援センター等であれば子どもが泣いていても迷惑をかけることはありません。
買い物の時に子どもがぐずってしまうようなら、無理に買い物はせずにインターネットショッピングを利用するといったことも対策になります。
イヤイヤ期はずっと続くわけではありませんし、成長すれば言葉で言い聞かせれば分かってくれるようにもなってきます。
それから家事はできなくても当たり前と思っていれば、気分的に楽になります。
実際、小さい子どもがいて細かい家事を完璧にこなすのは至難の業です。
お惣菜を利用したり、掃除の頻度を減らすといったことも家事の負担を減らすことにつながります。

子どもが求めていることを理解する

子どものために手作りの料理を作ってあげたいと思っても、それが負担でいつもしかめっ面をしていたのでは全く子どものためになりません。
子どもが求めているのは、料理が美味しいことよりも機嫌が良くニコニコしていることだからです。
また、配偶者に育児に関してこうしてほしいと思う時には、できるだけ冷静に伝えることも重要なポイントです。
怒ったり怒鳴ったりする必要はなく、自分はこう思っているのでこうしてほしいということを分かりやすく伝えるようにしましょう。
中には言葉にしなくても雰囲気で察してくれる人もいますが、そういう気遣いができる人はごく稀です。
言葉に出して言わないと分からないので、きちんと伝えることが重要です。
例えば家族でお出かけして帰ってきた時に、料理を作る元気がないということは多くあります。
そういった時には、疲れているので料理を作りたくないから外食したいとか、お弁当を買ってきてほしいなど伝えるようにします。
やりたくないことを無理に頑張る必要はありません。
無理に頑張ってしまうとイライラする気持ちが湧いてくるので、家事はできるだけ手を抜くことが大事です。

まとめ

勿論、料理をしたり掃除をしたりすることが好きで、それがストレス解消になるという人もいます。
そして、もしイライラして子どもを強く叱ってしまったり、言い過ぎたと思うことがあれば、後から素直に謝るのもおすすめです。
親が子どもに謝るのは決して悪いことではなく、むしろ子どもにとって良い影響を与えます。
自分が悪いと思った時には、素直に「ごめんね」と口に出してみるようにしましょう。
子育て 本

最終更新日 2025年7月5日 by getfat