新春の上州の道を駆け巡る全日本実業団対抗駅伝のことをニューイヤー駅伝と呼んでいます。
群馬県が長時間にわたりテレビに出る日でもあり、テレビ観戦をしている時に土地勘のある県民であれば、知っている場所が映るなどの楽しみ方もあるでしょう。
しかし現地で観戦することにより、テレビでは得ることのできない楽しさを味わうことも可能だと、駅伝好きの川上智幸は言います。

ニューイヤー駅伝の魅力

ニューイヤー駅伝は、7区間100kmのコースを競う大会です。
スポーツを生で見ることにより臨場感を味わうことができますが、例えばサッカーの場合には、得点した時に盛り上がる客席の一体感を味わうことができます。
ラグビーであれば選手同士が激しく体をぶつけ合う音を間近に聞くことができるなど、それぞれの競技の魅力を直接的に感じることが可能です。
このようなことからニューイヤー駅伝を現地で観戦することにも、様々な特徴や魅力があるといえます。

路上を走る選手との距離

その一つに挙げられることが、路上を走る選手との距離と言えます。
必死に走る妻の息遣いが聞こえる程の距離で、選手たちが目の前を駆け抜けていくのです。
数メートルといった至近距離で選手を身近に感じることができる競技は、このような駅伝やマラソン以外はほとんどありません。
一流選手を至近距離から見てみるとわかりますが、かなりのスピード感を感じることができ、特に外国人選手の走りとなると、一瞬で通過していくことがわかるでしょう。
これにより選手がこれまでにどれだけの努力をしてきたのかが伝わります。
このような大会になると、どうしても上位チームが取り上げられやすいですが、下位チームの選手も必死に走っている姿を望むことができます。

新年で初めて行われるスポーツのビッグイベント

下位チームの選手たちはあまり放送されないのが実情であり、このようなシーンも現場に行くからこそ見られる醍醐味と言えます。
ニューイヤー駅伝は元日に行われることが特徴であり、これが多くの国民の共通的な認識となっています。
新年で初めて行われるスポーツのビッグイベントとして定着しているとも言えるでしょう。
一生懸命走る選手たちの姿を間近で見ることにより、元気が伝わり、元旦からモチベーションを上げることができます。
良い一年のスタートになるとも言えるでしょう。
どのような姿を見れば、目標に向かいこれから1年間頑張っていこうと思うことにもつながります。

まとめ

精神的なエネルギーをもらうことができるという点でも、初詣のような感覚で見に行くことも一つの手段と言えます。
また実際に現地で観戦することにより、テレビ観戦もより楽しくなります。

最終更新日 2025年7月5日 by getfat