教えて星野先生!風力発電の種類を知っておこう
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日本には、かなりたくさんの世帯があります。
それだけでなく、学校や工場あるいは会社といった様々な建物がある事を考えると電力の発電はとても重要になります。
すべての施設で電気が通っているといっても言い過ぎではないほど、日本の通電されている建物は多いといっても過言ではありません。
それぞれに、電力が供給されているわけですがそのためには沢山の発電所が必要になります。
発電所には様々な種類がある中で、近年最も注目されたのが原子力発電です。
原子炉を持つことにより、それが電気を起こす源になるわけですが、リスクも伴います。
放射能漏れを考えるとやはり原子力発電の存在は否定しないまでも、そればかりに頼るわけにはいきません。
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目次
最近注目されている風力発電のメリット
最近注目されているのは風力発電になります。
風力発電の最大のメリットは、環境汚染がほとんどないことでしょう。
火力発電などの場合と比べると、資源を使って発電するのではなく風の力を使って発電するわけです。
例えるならば、帆掛け舟と重油で動かすタンカーの違いのようなものです。
単価は、確かにスピードは速いかもしれませんがそれだけたくさんの重油つまり天然資源を使っています。
これに対して、昔からある帆掛け舟は風の力を使って動いているため、特に地球上の天然資源を使っているわけではありません。
発電所に関しても、エコの事を考えればやはり風力発電が1番妥当と言えるわけです。
現在日本では3000ほどの風車がある
しかしながら、原発などと比べると発電量はそこまで多くありません。
そのため、なるべくエコロジーに考え、そして安全に考えて風力発電を常駐させることが必要になるわけです。
現在日本では、3000ほどの風車があると言われておりそれぞれ風力により発電が行われています。
中には、故障して停止中のものもありますが8割以上は稼働していると言えるでしょう。
風車を設置する場所の問題点について
風車を作るのは、実はそれほど難しくはありませんがしかし場所の設置が大きな問題になります。
まず、都会等の民家の多いところに設置するわけにはいきません。
その理由の1つは、景観が悪化する事が考えられます。
もちろん風車は見ていて迫力があるだけでなく、人工物の割には美しい色合いや形をしています。
そのような意味では、風景全体に馴染んでいれば良いわけですがこれは田舎ならば問題ありません。
しかし、都会の真ん中に風車をおいたとしても、決して全体の景観ご良くなるわけではありません。
それどころか、クレームが殺到する可能性があるでしょう。
もう一つ都会の真ん中に風車を置く問題点は、万が一地震や恐怖などで柱が折れて民家に落下した場合などです。
滅多にあることではありませんが、最近は100年ないしは1000年に1度起こりうる自然災害などが普通に起こっていることを考えれば、決して油断するべきではありません。
このような理由から、とにかく都会ではなく田舎のほうに設置するのが普通となっています。
風力発電でも海の上に設置してあるものもある
よくあるのは、海に沿った丘陵などです。
丘陵地帯は、風をよく受ける場所と言われています。
そのため、プロペラがよく周りにたくさんの電気を作ることができると言えるでしょう。
最近は、風力発電でも海の上に設置してあるものもあります。
海の中に、土台を作りそこの上に発電できる施設を作る仕組みです。
土台自体は、頑丈でなければいけませんがこの技術自体は特に難しいものではありません。
日本に様々な橋が存在します。
そのうちの数%は、海の水の中に橋げたが埋まっている形です。
つまり、橋げたが埋まっていたとしてもその土台がしっかりしていれば途中で壊れるような事は考えにくいでしょう。
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海の上に風力発電を設置する場合のメリット
海の上に風力発電を設置する場合のメリットは、周りに人がいないことです。
つまり、近所迷惑になるようなケースはほぼ考えにくいといえます。
もう一つは、恐怖や地震などで倒壊した場合のリスクが少ないことです。
少なくとも、民家や工場あるいは人が頻繁に歩いている道路などがそばにないためほとんどリスクはありません。
このように考えれば、たくさんの発電施設を海の上に作れば良いと言う話になりそうです。
確かに、メリットを考えれば海の上でも問題ありません。
しかし、現実にはすべての海で作れるわけではありません。
そもそも、海といっても深さがあるところは避けなければならないわけです。
可能な限り遠浅になっているようなところを選び、深さが2メートルから3メートル位の場所ならば土台を設置しても問題ありません。
逆に20メートル以上ある所や30メートル位の深さがあるところは、いくら理屈からそれほど払えていなくてもかなり危険なことが考えられます。
【まとめ】設置するまでに費用がかかる
もう1つの問題点は、設置するまでに費用がずいぶんかかってしまうことです。
海の上に設置する場合には、トラック等で資材を建築現場に運ぶわけにはいきません。
陸上のようにはいかないのが大きな問題点の1つです。
そうすると、計画してから建築をスタートし終わらすまでにかなりの時間がかかってしまうことになります。
つまり、時間がかかると言う事は言い換えればコストもかかることを意味しているわけです。
最終更新日 2025年7月5日 by getfat