競馬の楽しみ方というのは実に幅広く、人それぞれ見ているポイントや予想の仕方、結果の捉え方についても異なるものです。
今まで全く興味がなかったり、馬についても詳しくない超初心者であれば、難しく考えずに現地に足を運んでみることをおすすめします。

 

気になる馬に賭けて勝負を託し大きな配当を得るのが競馬の醍醐味

人が大勢集まり、誰もが馬の姿を追いかけて応援する様子は、熱狂的だったり不思議な一体感を覚えるでしょう。
その多くは気になる馬に賭けて勝負を託し、大きな配当を得ようとしている人達です。
これは本来の趣旨そのものですし、お金を使う人がいるからこそレースが成り立ち、馬も生活ができるわけです。
勿論、賭けるかどうかは別ですから、入場料だけ支払ってレースを観戦するのもありです。
折角現地に足を運び入場するのであれば、レース前に馬の仕上がりを披露する、パドックを見てみるのが良いでしょう。
パドックは出走する馬がゆっくりと歩き、競走馬の様子や状態を観戦者に見てもらう為の機会です。
間近で見られる馬の美しさに見惚れるのもありですが、レースを予想して競馬に参加するつもりなら、健康状態を念頭に比較するのがおすすめです。
毛並みや色艶など、健康状態を示すバロメータは様々ありますが、まずは難しく考えなくても大丈夫です。
むしろ、先入観なしで元気かどうか観察した方が、経験者よりも分かることがあると考えられます。
長年パドックやレースを観戦してきた人は、予想が経験に引きずられてしまうので、純粋に馬を見て状態を判断するのが難しいといえます。
しかし、初心者なら柔軟な見方で馬を観察できますから、あまり情報を仕入れずに会場に足を運んだ方が楽しめるはずです。
結果がどうなるとしても、自身の目で見て選んだ馬を応援して、その結果を噛みしめられる経験は貴重です。

 

血統が優れていない馬でも良いレースを見せる

競馬は歴史が古く、血統が強さを大きく左右しますが、特に血統が優れていない馬でも良いレースを見せたりするので、これまでに数々のドラマが生まれています。
騎手との連係や一体感も感動的ですし、圧倒的な速さだけでなく、粘り強い執念のような気迫も感動を与えます。
会場自体は年齢制限がないので、親子で入場することができますし、子供向けのイベントを開催していたりするほどです。
食事処もあって休憩も自由ですから、食事目当てや休憩場所として活用する人もいます。
ただ、やはり競馬は予想してこそ真の楽しみが味わえるので、気になる馬を見つけたら応援のつもりで馬券の購入を検討してみましょう。
馬券は1口100円ですから、とてもリーズナブルで低予算でも思う存分に楽しめます。
配当は二の次で、大当たり狙いの人もいますが、安定した利益を重視する人もいることから、まさに馬券の買い方は十人十色です。

 

初心者は1着だけを当てる単勝に絞って購入する

初心者はまず、1着だけを当てる単勝に絞って購入するのが無難です。
当てるのは、一番速そうで真っ先にゴールする馬のみですから、足の速い馬を直感でも当てることができれば、配当を得るのも夢ではないです。
配当は下がりますが、単勝よりも当てやすい複勝もあります。
複勝は3着以内でゴールする馬を1頭選ぶだけなので、万が一レース中にトップから順位を下げても、2着か3着なら当たりとなります。
競馬にはもう1つ、単勝と複勝がセットになっている応援馬券というものが用意されています。
応援馬券は文字通り、特定の馬を応援したい人向けで、馬名と応援のメッセージが入るのが特徴です。
予想してみてその魅力に気がついたら、3着以内にゴールする2頭を選ぶ、ワイドも購入の選択肢に入れられるでしょう。
1、2着を当てる馬連や、1着～3着までを当てる三連複は難易度が上がるので、もう少し経験を積んでから挑戦した方が良いと思われます。

 

競馬予想の情報源について

競馬の予想は、過去のデータの蓄積と分析によるものが中心ですから、データを集めて次のレース結果を当てる形になります。
情報源はJRAの公式が基本ですが、新聞や個人のブログなども情報源です。
ただし分析の手法や導き出される答えは様々ですから、参考にする情報源を増やし過ぎると混乱してしまいがちです。
その為、とりあえずは公式の情報と新聞を参考に、出走馬の過去の成績と、パドックでの様子やレース場との相性を判断するのが賢明です。
分析が難しいと感じたら、直感で選んでも好きな数字で決めても問題はありませんし、誰からも非難される理由はないので心配無用です。
正しい楽しみ方があるといって他人に口を出すのは、価値観の押しつけに他ならないので、仮にもしそういう声があっても気にする必要はないです。
ネットでも十分に情報が収集できたり過去のレース映像も確認できるので、会場の雰囲気が苦手でも全く問題なしです。
案外見落としがちですが、馬が生き物ならレース場も環境が変化する生き物のような場所なので、地面の種類やレース当日の状態、天候にも目を向けてみましょう。

 

まとめ

気圧の変化で予測するというような、変わった方法を編み出すことも可能ですから、楽しみ方は無限大で極論をいえばアイデア次第です。

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最終更新日 2025年7月5日 by getfat